「ユーロ導入国」など統計値以外の区分で塗分けることはできますか。
導入状況などを数字に置き換えたデータを作成することで、階級区分図を利用した地図の塗分けが可能です。
①CSVデータを作成する
例えば、EU加盟国に対して
ユーロ導入国=2
ユーロ非導入国=1
として以下のようなcsvファイルを作成します。
ID | 国名 | ユーロ導入状況 |
DEU | ドイツ | 2 |
FRA | フランス | 2 |
SWE | スウェーデン | 1 |
ITA | イタリア | 2 |
⁝ | ⁝ | ⁝ |
②階級区分図の作成で「自作統計を使用する」を選択する
階級区分図を作成する過程で「自作統計を使用する」を選択し、①で作成したデータを読み込みます。
③階級区分を設定する
さらに「階級区分の選択」で「2階級」を選択します。
「カラーパターン」はお好みのものを選択してください。
この時に数値設定を以下のようにします。
この設定により
ユーロ導入国=2 → 上の階級 → オレンジ色
ユーロ非導入国=1 → 下の階級 → 黄緑色
このように着色されます。
結果的に以下のようにユーロ導入国と非導入国で塗分けられた地図を作成することができます。
ここでは2種類の塗分けの例を紹介しましたが、同様の手法で最大6種類までの塗分けが可能です。